HANAIBOOKS  〜HANAI お薦めの子どもの本〜

このページでは、HANAIが教材で使用する本や、ぜひ子ども達に
読んで欲しい本、お父様お母様にもお読みいただきたい本を
紹介していきます。

NO.16

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まどから おくりもの

まどからおくりものをくれるのはだぁれ?あれは、たぶんサンタクロース。
みんな、どんなおくりものをもらうのかな?

五味太郎/作
偕成社 ¥1000
1983年発行

管理人の体調不良により更新が遅れてしまい、クリスマスのおはなしを新年にご紹介することになってしまいました。申し訳ありません。でも、この絵本はクリスマスにだけ読むにはもったいない楽しいお話です。

作者の五味太郎さんは、既に300冊以上の作品を世に送り出している絵本作家です。絵本というジャンルの中で様々な試みを続ける人だけに、この「まどから おくりもの」もありきたりのクリスマス物語ではありません。
表紙をめくるとそこには一人のおじいさんを乗せたヘリコプターが描かれています。「あれは たぶん サンタクロースさん」という文章が無ければ、サンタクロースだとは思わないでしょう。
もう一枚ページをめくると丘の上に着陸したヘリコプターから降りたサンタクロースが大きな袋をかついで歩いていく姿があります。
「きょうは どうやら クリスマス」
「あれは きっと おくりもの」
「たぶん」とか「どうやら」とか「きっと」なんて、なんとも自信無さそうな不思議な始まり方です。トナカイもそりも無ければ、サンタクロースは白いひげこそはやしているものの、ピンクのつなぎを着てピンクの帽子を被っています。
これは普通じゃないぞ、と思っていると、本当にとんでもないクリスマスの夜が展開していくのです。
五味太郎さんは、子どものためにかいた作品はひとつも無いとおっしゃっているそうですが、子どもたちは自分のために描かれたかどうかなんて気にもせず、ただただその世界に引き込まれて夢中になっていきます。
ある3才の女の子にこの絵本を読んであげた時、読み終わると「もういっかい」とせがまれました。もう一度読むと、また「もういっかい」。結局私は10回以上繰り返し読んであげることになりました。
今年のクリスマスまで待つなんて言わないで、ぜひ一度お子さんに読んであげてください。まだあまり絵本が好きでない子でも、大好きになること請け合いです。


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素材提供:「second home