HANAIBOOKS  〜HANAI お薦めの子どもの本〜

このページでは、HANAIが教材で使用する本や、ぜひ子ども達に
読んで欲しい本、お父様お母様にもお読みいただきたい本を
紹介していきます。

NO.34

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しろいうさぎとくろいうさぎ

しろいうさぎと くろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろい もりのなかに、すんでいました。

ガース・ウィリアムズ/作
松岡享子/訳
福音館書店 
\1,155
1958年

いつも仲良く遊んでいるしろいうさぎとくろいうさぎ。ところが、突然くろいうさぎが悲しそうな顔をして座り込んでしまいました。しろいうさぎが「どうしたの?」と尋ねると、くろいうさぎは「ちょっと考えているんだ」と答えます。しばらくすると、またくろいうさぎが座り込んでしまいます。なんどもくろいうさぎが悲しそうな顔をするので、しろいうさぎが尋ねました。「さっきから、何をそんなに考えているの?」するとくろいうさぎは答えました。「ぼく、願いごとをしているんだよ」「いつもいつもいつまでもきみと一緒にいられますようにって」しろいうさぎは、くろいうさぎが真剣にそう願うのを聞いて「じゃあわたし、これからさきいつもあなたと一緒にいるわ」と答えました。そして二匹の小さなうさぎ達は結婚しました。

作者のガース・ウィリアムズは、1912年にニューヨークでイギリス人の両親のもとに生まれました。父親は『ジャッジ』や『ライフ』といった雑誌に風刺画を描いていた画家で、母親は風景画家でした。その後、イギリスに移り住み建築家を目指しましたが、世界大恐慌のために目標を変更し画家を目指すことになります。やがてニューヨークに戻りE・Bホワイトの大ベストセラー『スチュワートの大ぼうけん』の挿絵を担当し、それをきっかけに子どもの本や絵本の仕事を本格的に始めることになります。
そして、ローラ・インガルス・ワイルダーの『大草原の小さな家』シリーズの挿絵や、マーガレット・ワイズ・ブラウン(『Little Fur Family』)やラッセル・ホーバン(『おやすみなさいフランシス』)マージェリー・シャープ(ミス・ビアンカシリーズ)らと組んだ絵本など、数々の素晴らしい作品を世に送り出しました。
ガース・ウィリアムズが描く動物は、その形、動きともまぎれもないうさぎやねずみでありながら、その表情や仕草には人間らしい感情が溢れています。
自ら文章も書いたこの『しろいうさぎとくろいうさぎ』は、「結婚とは、一緒にいるととても楽しい大好きな人とこれから先ずっと一緒にいること。」そんなシンプルなメッセージを読む者に伝えます。
この絵本を子ども達に読んで聞かせると、必ずしんとしてお話に聞き入ってくれます。子どもの心は、私たち大人が感じるよりももっとストレートに、うさぎ達の愛の物語を受け止めることができるのでしょう。


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素材提供:「second home

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