| HANAIBOOKS 〜HANAI お薦めの子どもの本〜 |
このページでは、HANAIが教材で使用する本や、ぜひ子ども達に
読んで欲しい本、お父様お母様にもお読みいただきたい本を
紹介していきます。
|
ラモーナとおかあさん |
||
|
「だれも、あたしのこと、すきじゃないんだ」 |
|
ベバリイ・クリアリー/作 |
|
|
||
|
前回に続きベバリイ・クリアリーの作品『ラモーナとおかあさん』をご紹介します。 ある雨降る土曜の午後、ラモーナはおかあさんと二人っきりで縫い物をしていました。静かな時が流れてゆき、ラモーナは幸福な気持ちでいっぱいでした。そこでラモーナは、前からひそかに思っていたことを口に出します。 縫い物を続けるうちに、ビーザスも加わりお母さんとビーザスは仲良く上手にスカートを作り上げます。一方ラモーナは、ぞうのズボンをうまく仕上げることができなくてかんしゃくを起こします。そしてふと思い出すのです。「おかあさんはさっき“ウィラジーンみたいじゃなかった”とは言ってくれなかった」と。ラモーナはたまらなくなってお手洗いに駆け込み涙にくれました。でも、おかあさんには、ラモーナが急にかんしゃくを起こした訳も、泣き出した理由もさっぱりわかりません。 そんなおかあさんですが、ラモーナが家出を決意した時には、実に見事な方法でラモーナに家出を思いとどまらせます。そして、ラモーナにどれほど自分が愛されているのかを気づかせるのです。 子どもの心がわからないと私達大人はおろおろします。でも、『ラモーナのおかあさん』を読むと、「わからなくて当然、心から子どもを愛してさえいればだいじょうぶよ!」というクリアリーのメッセージが聞こえてくるような気がします。 |
素材提供:「second home」